ネットカジノの魅力は「違法性を問われずに、本格的なギャンブルが楽しめる」点です。
最近はスマホなどのモバイル端末への対応も充実し、外出先や休憩中などの ” スキマ時間 ” に遊ぶユーザーが主流になりました。
しかし「大画面のパソコンで遊びたい」というユーザーが「漫画喫茶やインターネットカフェにあるパソコンで、ネットカジノ遊びをした」としたら、何か問題はあるのでしょうか?
今回は【漫画喫茶のパソコンで『ネットカジノ』を遊ぶと逮捕される?】と題し「公衆の通信機器を使ったオンラインカジノ遊び」が逮捕される可能性とリスク回避策をご紹介します。
漫画喫茶とインカジ店の違い
漫画喫茶やインターネットカフェが「顧客がインターネットにアクセスできるパソコン」を提供しても、違法性はありません。
しかし、顧客に有料でカジノゲームを提供する『インカジ店』は、店内でお金のやり取りをする『違法カジノ』と見なされるため、運営者だけでなく客も摘発の対象になります。
「インカジ店は、ネットカジノに登録しなくても直接現金で遊べる」というメリットから、一定の需要がありますが「違法営業店」というリスクは消えません。
もし繁華街などで見かけても絶対に店内に入ったりしないでください。
漫画喫茶の「ネットカジノ遊び」は違法?
漫画喫茶やインターネットカフェなど、公衆のパソコンを利用した「個人的に「ネットカジノ遊びをした場合」は、違法でしょうか?
ネットカジノは法律では規制されておらず、合法でも違法でもない立場にあるため「漫画喫茶やインターネットカフェで個人的に遊ぶ分には、摘発される根拠はない」という見解もありますが、法解釈やリスクについて意識する必要があります。
法解釈によっては、違法と判断される可能性も?
漫画喫茶やインターネットカフェでネットカジノをプレイすることが違法とは決まっていませんが、法解釈次第では違法性が問われる可能性も残されています。
具体的には、インターネットカフェのパソコンでネットカジノを遊んだ場合「インターネットカフェ店が、賭博の場を有料で提供した」という解釈も成り立つということです。
インカジ店とは異なりますが、違法性が問われる可能性がゼロではありません。
インターネットカフェ店は、利用者がパソコンで何をしているか把握していませんが、このような解釈もあり得るという話です。
今のところ、インターネットカフェでネットカジノを遊んで摘発されたケースはありません。
しかしトラブルを未然に防ぐ目的で、ネットカジノ関連の利用を禁止しているインターネットカフェや漫画喫茶もあるため、禁止事項は必ず確認しましょう。
漫画喫茶・インターネットカフェ「特有のリスク」とは?
インターネットカフェや漫画喫茶などの「公衆の通信機器を利用したネットカジノ遊び」には、様々なリスクが考えられます。
基本的にインターネットカフェでは『セキュリティ対策』として、入力したパスワードなどは記録されない設定になっていますが、絶対に安全とは言い切れません。
もしネットカジノのログイン情報やオンライン決済サービスのアカウント情報がパソコンに残ってしまった場合、悪意がある第三者が利用しようと思えば、個人情報を抽出して不正利用されてしまう可能性もあります。
まとめ
今回は【漫画喫茶のパソコンで『ネットカジノ』を遊ぶと逮捕される?】と題し「公衆の通信機器を使ったオンラインカジノ遊び」が逮捕される可能性とリスク回避策をご紹介しました。
漫画喫茶やインターネットカフェは、インターネットで情報を収集したり、漫画を読む施設であってネットカジノの利用を想定している店舗ではありません。
ネットカジノの利用も可能ですが、法解釈によっては賭博の場を提供したとしてインターネットカフェや漫画喫茶が摘発されてしまう恐れもあります。
また、不特定多数が使用するインターネットカフェや漫画喫茶のパソコンでネットカジノを遊んだことにより、ユーザーIDやメールアドレス、パスワードが流出してしまうリスクもあります。
個人情報の抽出や流出など最悪の事態を回避するためにも、インターネットカフェや漫画喫茶でのネットカジノの利用は極力避け「ネットカジノ遊びは、自身のスマホやパソコンを利用する」ことを徹底しましょう。